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「現在治療を受けている医院の説明がわかりにくい」「歯を抜くしかないといわれてしまった」「インプラント治療はできないと診断された」など、他院での診断にお悩みの方のご相談に対応します。
2020/08/06 ブログ
皆さんこんにちは。京橋 銀座みらい歯科 院長の吉竹です。
前回に引き続き、今回は京橋 銀座みらい歯科で行っている歯周病治療についてお話しさせて頂ければと思います。
まず、歯周病については前回話したとおり、歯肉が炎症をおこし、最終的には骨が溶けていく怖い病気だと言うことはご理解頂けたと思います。
歯周病は治る病気ですか？と言われることがよくありますが、人間の口の中から細菌がいなくなることはありません。そのため歯周病は治す以上に悪化させない為のコントロールが重要になります。
年に一度、採血などをして健康診断を受けられている方も多いかとおもいますが、歯周病については、定期的な歯科での健康診断（歯科検診）を受診して頂くことがとても大切になります。
歯周病検査
一本一本の歯の周りの歯茎の検査（歯周ポケットの検査）を行い、数値化していきます。その際に出血や、歯の揺れなども検査し、同様に数値化します。
数値化することはとても重要です。4ヶ月後、8ヶ月後と定期的にいらした際にもすぐに変化に気がつけることで、早期に対応が可能となります。
歯周病の基本治療
検査を行った後は超音波のクリーニング機械を使用し、歯の周囲、歯周ポケット（歯の周りのお堀）の洗浄を、行い、歯周病の大きな原因となる歯石を取っていきます。
銀座みらい歯科では殺菌、消毒効果のある薬液を混ぜながらの洗浄を行うことで感染のリスクをさげ、より効果的に歯石の除去を行うことが可能です。
歯石とは唾液中のカルシウムなどが歯垢（食べかすの中で細菌が増殖したもの）に沈着して石のようにこびりついたものをいいます。
この歯石には種類があり、歯の見えている表面部分についている「縁上歯石」と歯茎の奥深くの歯の根の部分につく「縁下歯石」があります、
縁上歯石に関しては、超音波の機械などではじいて行くことが可能なケースが多いです。
「縁下歯石」の除去について
縁下歯石には関しては麻酔をしたうえで歯茎の中に溜まってしまった歯石を取っていく必要があります。
状況によってですが、4回〜6回程度の治療になる場合もあります。。
歯石を取ることと同時に歯の根の表面部分のざらつきをなくすことで、再度歯石がつくリスクも下げることができます。
必要に応じて、歯周外科治療（フラップ法）などを行います。
再検査
その後再度検査を行い、歯周病の状況の変化を確認し、再生療法（骨の再生を促す）処置などを行えるかなどを精査していきます。
再生療法に関しては適応となるケースとそうでないケースがあり検査の状態で判断していきます。
歯周病治療の様々な要因と定期的なメインテナンスの重要性
歯周病の状態は噛み合わせによっても大きく影響を受けるため、噛み合わせの状況も確認し、歯の当たり方に異常がないかを精査します。必要があれば噛み合わせの調整を行う事があります。
また、生活習慣（喫煙など）や、他の病気で服用しているお薬が原因で歯茎が腫れてしまう事などもあり、歯石を除去する以外にも歯周病を増悪させるたくさんの原因があることも知っていただければと思います。
様々な要因がある歯中で、歯周病の治療・予防には、歯石の沈着を除去し、再度歯石がつきにくい環境を作って行く事がまずは第一歩になります。
歯周病は痛みがなく進行するケースが多いのが現状です。
特にお口の中に症状がなくても、歯周病予防には定期的な歯科検診が大切です
京橋 銀座みらい歯科では患者様にあわせた歯周病の治療をすすめていきます。お気軽にご相談ください。
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