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2025/03/09 ブログ
昔は、歯が痛くなってから歯医者と行く人が多かったのですが、近年は、虫歯になる前に予防する時代となり、予防のために通われている方が多くなりました。
そこで今回は、虫歯予防に効果的なフッ素のお話をします。
世間でよく聞くフッ素というのは、正確にはフッ化物のことを指しています。
フッ素とフッ化物の違いは下記のとおりです。
・フッ素(F₂)
元素の一つで、非常に反応性が高く、自然界ではあまり存在しません。
・フッ化物(Fluoride)
フッ素が他の元素(ナトリウム、カルシウムなど)と結びついた化合物で、歯磨き粉や水道水に含まれる「フッ素」として知られるもの。
このように、虫歯予防に効果があるのは、フッ素自体ではなく、フッ化物です。
一般的に、フッ化物のことをフッ素と呼んでいることが多いです。
虫歯予防にはフッ素が良いという話は皆さんもよく耳にするかと思いますが、いったいなぜ、フッ素が良いとされるのかは判然としない方も多いと思います。
そこで、そもそも虫歯はどうしてできるのか?について簡単に説明します。
私たちの口の中には、たくさんの細菌が住んでいます。その細菌の中でも虫歯菌(代表的なものにミュータンス菌があります)は
食べ物に含まれる「糖分」が大好きです。そして虫歯は以下のように形成されていきます。
1.細菌が酸を作る
お菓子やジュースなど、糖分をとると、ミュータンス菌などの細菌が増え、「酸」を作り出します。
2.歯が溶けはじめる(脱灰)
細菌が作った酸は、歯の表面(エナメル質)を少しずつ溶かします。
この段階では、まだ穴は開いていませんが、歯は弱くなり始めています。
3.虫歯ができる
歯が溶ける状態が続くと、エナメル質に穴が開き、最終的に「虫歯」になります。
虫歯を防ぐには、フッ素を使うと、歯に重要な物質を供給し、歯を強くして虫歯を防ぎやすくなります。
また、原因となる「酸」の生成を抑えるために、甘いものをとりすぎないことも重要です。もちろんしっかり歯をみがくことで、虫歯の原因となる細菌を減らすことはもっとも大切です。
フッ素の効果は大きく分けて3つあります。
1.再石灰化の促進
脱灰してしまったところにカルシウムやリンを補給(再石灰化)し、元の健康な状態に戻すことで、初期虫歯を修復する働きがある。
2.歯質の強化
フッ素と共に修復された歯の結晶は元々の歯質よりも丈夫で強い歯になります。
これにより、虫歯のリスクが大幅に低減します。
3.むし歯菌の活動抑制
フッ素はむし菌自体に働きかけ、むし歯菌の酸を作る力を弱め、細菌の活動を抑制します。
このようにフッ素にはむし歯予防に役立つ効果がありますが、この効果は時間と共に減少していきます。そのためフッ素を定期的に塗布することが、歯をフッ素で保護して健康な状態を維持するためには非常に重要です。
フッ素塗布には毎日お家で行うセルフケアや、高濃度のフッ素を塗る病院でのケアがあります。
特徴:毎日の歯みがきで使える。
使い方
・フッ素濃度950~1450ppm のものを選ぶ(子ども用は500ppm前後)。
・すすぎすぎない(1回少量の水でゆすぐと効果が高い)。
・就寝前に使うと、寝ている間により効果的。
特徴:歯磨き後にプラスすることで、さらに虫歯予防効果を高める。
使い方
・フッ素ジェル:歯磨き後、少量を歯に塗って数分後に軽くすすぐか、そのままにする。
・フッ素洗口液:決められた量(5~10ml)を口に含み、30秒ほどすすいで吐き出す。
特徴:歯医者で使われるものに近い高濃度のフッ素(225~900ppm程度)。
使い方
・歯磨き後にスプレーする。
・すぐに飲み込まないように注意(小さい子には不向き)。
より効果的に使うポイント
・ 毎日続けることが大切!
・食後や寝る前に使うとより効果的
・フッ素を使っても、歯磨きや食生活の管理が重要。
フッ素塗布は 歯科医院での高濃度フッ素塗布(9000ppm以上) と組み合わせると、さらに効果的です。
フッ素の年齢による量や使い方など当院でもクリーニングの際にお話しできますので、お気軽に衛生士にお尋ねください。
京橋銀座みらい歯科
こちらもご参照ください。
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