虫歯を放置したらどうなる？症状と健康リスク｜京橋・銀座の歯医者 京橋 銀座みらい歯科｜京橋駅直結

こんにちは。京橋銀座みらい歯科です。

「虫歯が気になるけど、忙しくてなかなか歯医者に行けない」「少し痛むけど歯医者が苦手で…」と、歯医者に行く機会を先延ばしにしている方も多いかと思います。そうして虫歯を放置した場合どうなってしまうか、ご存知ですか？

「ただの虫歯でしょ？」と思って虫歯を放置すると何が起こるのかについて、お話したいと思います。

虫歯の症状の基本的な流れ

1．歯がしみる　少し痛みがある
初期の虫歯は、歯がしみる、少し痛みを感じるといった症状があります。

2．激しい痛み
虫歯が進行すると歯の神経まで到達し、ズキズキとした強い痛みが出てきます。熱いものがしみたり、何もしなくても痛んだりして、夜も眠れないような激しい痛みに変わってきます。

3．歯の神経が死んで痛みが弱まる
激しい痛みがあってもなお放置し続けると、神経が死んでしまい、一時的に痛みを感じなくなります。

4．腫れや強い痛み
痛みが無くなったからと、さらに放置し続けると、歯の根の先まで虫歯菌の感染が広がり、顎の骨に膿が溜まって歯茎が腫れはじめます。顔が腫れるなどして、再び強い痛みが出たりします。

そもそも虫歯菌は歯周病菌などと同じく、口の中にいる“常在菌”のひとつです。虫歯菌のなかでよく知られている「ミュータンス菌」は、食べ物や飲み物の糖分をエサにして増え、ネバネバした塊（歯垢／プラーク）を作って歯に付着。プラーク中の虫歯菌が酸を作り、歯を溶かして虫歯にする、というのが虫歯の仕組みです。

虫歯を放置すると起こる健康リスク︎

虫歯を放置すると、歯そのもの以外にも影響を及ぼします。

・食事を摂りにくくなる
虫歯が内部まで進行すると歯が折れたり、崩れたり、また激しい痛みによって食べ物が噛めなくなります。膿が溜まって腫れて口を上手く動かせなくなったりと、食事に悪影響を与えます。

・歯を失うリスクが高まる
虫歯が進行して大きくなると詰め物や被せ物で処置することができず、抜歯するしかなくなる場合があります。歯が1本抜けると両隣の歯の骨にも影響が出て、周りの歯までどんどん抜けてしまう可能性もあります。

・口臭がひどくなる
虫歯が進行すると歯に穴があいて食べかすが溜まったり、歯の神経が死んで歯の中で腐り悪臭が出たりする恐れがあります。

・全身に悪影響を及ぼす
虫歯菌が口の中だけにとどまらず全身にまわり、身体のさまざまな箇所に症状が出てきます。この場合の主な全身疾患は、次のとおりです。

副鼻腔炎
虫歯菌が副鼻腔の粘膜に感染することで炎症を起こし、喉の痛みや頭痛などの症状が起こります。また、発熱を起こすこともあります。

︎骨髄炎
骨髄炎とは骨に炎症が起きている状態をいいます。歯の根の中の虫歯菌が顎の骨に感染すると骨に炎症が起き、やがて骨を腐らせてしまいます。発熱や嘔吐、倦怠感などの症状が起きます。

︎脳梗塞・心筋梗塞
虫歯菌が神経に達すると血管を通じて全身に運ばれます。少量であれば悪影響はありませんが、長期的に全身を巡り続けて脳に入りこめば脳梗塞に、心臓に入り込めば心筋梗塞を引き起こす可能性があります。

︎その他の感染症
脳梗塞、心筋梗塞同様に、虫歯菌が全身を巡ることにより心内膜症や敗血症、肺炎などを引き起こすこともあります。

取り返しがつかない…「たかが虫歯」の放置

虫歯は、口腔内の常在菌によって感染を起こす感染症です。進行性の病気で、放置すると治療期間も費用もかかり、身体全体にも悪影響を及ぼします。

稀ですが、虫歯が原因で命に関わることもあります。まさか虫歯が命に関わるとは思わないかもしれませんが、放置すると恐ろしい病気なのです。

取り返しがつかなくなる前に早期発見・早期治療をすることが大事です。「たかが虫歯」と思わずに、最低でも1年に一度は定期検診を受けましょう！

京橋 銀座みらい歯科は、予防に力を入れており、1人ひとりに合ったメインテナンスを提供することで、お口の健康をサポートしています。患者様それぞれのお口の傾向を把握した“担当衛生士”が、常に適切なケアを行います。

虫歯やメインテナンス、お口の健康で気になることがある方は、ぜひ一度、京橋 銀座みらい歯科へご相談ください。

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