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「現在治療を受けている医院の説明がわかりにくい」「歯を抜くしかないといわれてしまった」「インプラント治療はできないと診断された」など、他院での診断にお悩みの方のご相談に対応します。
2020/12/01 ブログ
こんにちは京橋 銀座みらい歯科の吉竹です。今回は先日お話しした副鼻腔の１つである上顎洞とインプラントについてお話をしていきたいと思います。(参照：歯性上顎洞炎と副鼻腔炎について )
副鼻腔の位置やインプラントについてのおさらい
先日の副鼻腔炎のブログでもお話をさせていただきましたが、人間の頭の骨の中には副鼻腔という頭を軽くする為に様々な空洞があり、この副鼻腔の中で鼻の横にあって上顎の骨のすぐ上にある大きな空洞が上顎洞になります。
インプラントの概要については先日のブログインプラントについて をご参照ください。
歯は骨に埋まっており、歯茎は骨の上にテーブルクロスのようにのっかっています。
虫歯や歯周病など様々な原因により歯を抜歯した際に行う方法の１つがインプラント治療になります。
前のブログの画像一部引用
インプラントを植える際の問題
インプラント植える骨が足りない
インプラント治療に関しては歯が無くなった部分の骨にチタン製のインプラント体を埋入することをいいますが、このインプラントを支える骨が様々な理由により薄くなっていたり、インプラントを行う際に足りないケースが実際はよくあります。
インプラントを植える骨が足りない多くのケースでは骨に変わる材料（骨補填材）や自分の骨（自家骨）などを填入する事でインプラントを入れるための足場を作ることがあります。
上顎洞への距離が足りない
では上顎洞への距離が足りないケースとはどのような場合なのでしょうか？
下記の写真で示すようなケースでは上顎洞の底と骨の頂点部分との距離が少なく上顎洞の底を持ち上げる処置「上顎洞挙上術（じょうがくどうていきょじょうじゅつ）」が必要になります。サイナスリフトとも呼びます。
上顎洞挙上術は先程お話ししたように、奥歯周辺の骨がら上顎洞と近接しているときに行うの骨再生術になります。
上顎洞の底を持ち上げることによりスペースをつくり、そこに骨補填材や自家骨を填入することにより、骨の高さをつくり、インプラント体を骨の中に埋入することができるようになります。
この方法を用いることで、骨が足りないことでインプラントができず、入れ歯を使用せざるをえなかった方などに対しての新たな選択肢の１つとして期待されます。
しかし、副鼻腔炎や喫煙者の方などでは挙上を行う際に上顎洞底粘膜が破れてしまう可能性もあります。
小さな穴であれば、コラーゲン膜などで修復を行いますが、穴が大きくなってしまった場合には、手術自体を中止することもあります。
銀座みらい歯科では歯科用CTでの正確な診断を行った上で、様々な治療の選択肢を患者様に提案させて頂きます。
メリット、デメリットに関してもしっかりご説明し治療を行ってまいります。
まずはお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
京橋 銀座みらい歯科 インプラントのページもご参照ください。