最新版！歯のホワイトニングについて（2023年6月更新）｜京橋・銀座の歯医者 京橋 銀座みらい歯科｜京橋駅直結

こんにちは。京橋 銀座みらい歯科 です。

梅雨時期で、蒸し蒸しする日や雨の日が多いですが、合間の晴天では暑い日もあり、夏がすぐそこに迫っているのを感じますね。

暑くなると、マスクがますます鬱陶しくなることもあり、マスクなしで人に会う機会も少しずつ増えていると思います。その影響か、最近は「白くて綺麗な歯にしたい」という希望で、来院される方が多く、特にホワイトニングについてのご質問をよく受けます。白い歯は、いつの時代も年代を問わず憧れるものですよね。

そこで今回は、歯のホワイトニングについてお話しします。

歯科医院で行う歯のホワイトニングは薬液に違いが

最近では、歯を白くする歯磨き粉が、ドラッグストアなどで販売されていますし、ホワイトニング剤もインターネットなどを通じて買うことができます。また、歯医者ではない店舗でセルフホワイトニングなどが行われている場合もあり、歯のホワイトニングにはさまざまな選択肢があります。

では、そのようなホワイトニングと、歯科医院で行う歯のホワイトニングの違いについて、皆さんはどのように理解されていますか？

1番大きな違いは「薬液の種類」です。歯科医院でのホワイトニングに使う過酸化水素などの薬品は、資格がないと取り扱いができません。これらの薬液を使うことで歯の漂白が可能になり、歯を削らずに、本来の歯の色よりも白くすることができます。

ホワイトニングサロンなどで行うホワイトニングでは、使用できる薬剤に制限があり、あくまでも歯の表面の汚れを落とすことを目的としています。そのため、本来の歯の色より白くすることは、難しいのが現状です。

ホワイトニングを歯科医院で行うことの重要性について、日本歯科医師会の動画サイト「日歯8020テレビ」に掲載れているので、ぜひご覧ください。

日本歯科医師会｜日歯8020テレビ｜ホワイトニング＜1＞ホワイトニングは歯医者さんで！
▶︎https://www.jda.or.jp/tv/76.html

京橋 銀座みらい歯科で行っているホワイトニングの種類は、次の3つです。

・歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」
・自宅でご自身で行う「ホームホワイトニング」
・両方行って高い効果を狙う「デュアルホワイトニング」

では、それぞれの違いについて、詳しく説明します。

①オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングのことです。

まずは患者様に対して、注意点などをお話しさせていただき、歯の表面の汚れを落とします。

写真を撮って現状を記録し、歯茎やお口回りの粘膜の保護を行ったら、歯の表面に薬剤を塗布し、ホワイトニング専用の特殊な光をあてて漂白を行います。

オフィスホワイトニングで使用する薬剤は、歯の表層を覆っている「エナメル質」という部分を白くするものです。その場ですぐに効果がわかるよう、過酸化水素の濃度が高いものを使う必要がありますが、海外の製品などでは、濃度が高くなればなるほど知覚過敏の症状や痛みが強く出てしまいます。

京橋 銀座みらい歯科で扱っているホワイトニング剤は、厚生労働省から認可を受けている国内メーカーの製品です。比較的低い濃度でありながら、高いホワイトニング効果と低刺激性を両立させているため、日本人の特性に合わせた、より安全なホワイトニングが可能です。

②ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは、ご自宅で、患者様ご自身で行っていただくホワイトニングのことです。

患者様のお口の型を採らせていただき、1 人ひとりにあったマウストレーを作成します。マウストレーは柔軟性に富み、違和感が少なく、長時間のホワイトニングも快適に行っていただけます。

ご自宅で手軽に行えるため、歯科医院へ通う時間を取りづらい患者様などに、よくご利用いただいています。

ホームホワイトニングは14日間行っていただくことで、薬剤がエナメル質の深部までしっかり作用して、歯が白くなるとされています。歯の表面の汚れを、歯科医院で定期的に落とすことで、ホワイトニングの効果はより持続します。

③デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングを行った後に、ホームホワイトニングを行う方法で、ホワイトニング効果が一番高いと言われています。

オフィスホワイトニングで、歯のエナメル質の表面に薬剤を浸透させて白くしていき、ホームホワイトニングでは、エナメル質の深部まで薬剤を効かせることで、ホワイトニング効果をより得ることができます。

知覚過敏の症状が出る場合がありますが、ホワイトニングによるものは一過性の場合が多いと言われているので、硝酸カリウムの入った歯磨剤やジェル、フッ素の洗口剤などを併せて使用することを勧めています。

ホワイトニング処置後の注意

ホワイトニングは、実施直後が重要です。コーヒーやワイン、カレーなど着色しやすい飲食物、うがい薬は、色素を吸収して後戻りしやすいので気をつけましょう。また、グレープフルーツ、レモン、オレンジなど酸性の飲食物も、歯の表面を溶かしやすいため注意してください。

そして、吸収しやすいのは悪いものだけでなく、良いものもです。つまり、歯質強化のチャンスにもなるので、フッ素入歯磨剤の使用はもちろんのこと、フッ素のジェルや洗口剤の使用もおすすめです。

歯のホワイトニングができないケース

下記に該当する方はホワイトニングを行えません。

・妊娠中、授乳中
・無カタラーゼ症
・小児
・気管支喘息などの呼吸器疾患（オフィスホワイトニングの場合）
・光線過敏症（オフィスホワイトニングの場合）

また、大きな虫歯や歯周病、知覚過敏がある方も、ホワイトニングが行えないケースがあります。

ホワイトニング前には必ず、歯全体の状態を確認！

歯のホワイトニングをしたいと考えている方にまず知っていただきたいのは、「ご自身の歯の健康状態を正確に知らない状態でホワイトニングをすることは、逆効果」ということです。

歯の表面に汚れが付いていては、せっかくのホワイトニングの効果も、劣ってしまいます。

歯に詰め物や被せ物がある場合、それ自体は人工物なのでホワイトニングをしても色の変化は起きませんし、神経をとっている歯は、すでに変色しているケースが多いため、通常のホワイトニングでは効果が出にくいケースもあります。

そういった状態をよく確認せずにホワイトニングを行うと、もともとの歯の模様などが、より目立ってしまうケースもあるため、診査・診断を行わず安易にホワイトニングを進めることは、おすすめしません。

ホワイトニングをする前にもっとも大切なことは、歯科医院で問診と診察を受け、歯のレントゲン検査をして、お口の中の状態をしっかり把握することです。

京橋 銀座みらい歯科では、レントゲンを撮影することで、まず患者様の歯の状態を確認します。

歯の中の神経の大きさや、神経が生きている歯なのかそうでない歯なのか、被せ物や詰め物が入っていないかなど、さまざまなチェックを行います。その後、歯の表面についた着色や歯石などをしっかり落としてから、ホワイトニングを行っていきます。

ホワイトニングを行う際は、他にも注意することなどがありますので、まずは一度お口の中の状態をよく確認させていただき、その際にご相談させていただきたいと思います。

ホワイトニングにご興味がある方は、京橋 銀座みらい歯科へお気軽にお問い合わせください。

こちらもご参照ください。
京橋 銀座みらい歯科｜歯を削らずに本来の白さに〜ホワイトニング〜