セカンドオピニオンも受け付けております
「現在治療を受けている医院の説明がわかりにくい」「歯を抜くしかないといわれてしまった」「インプラント治療はできないと診断された」など、他院での診断にお悩みの方のご相談に対応します。
2025/02/04 ブログ
歯ぎしりと食いしばりは意外と多い
当院に来院される患者様方のお口の中を拝見すると、歯ぎしりや食いしばりによるダメージを受けている方が、非常に多く見受けられます。
歯ぎしりとは、ブラキシズムとも呼ばれており、上下の歯をすり合わせる、噛みしめるなどの非機能的な顎の動きを指します。睡眠時ブラキシズムと覚醒時(起きている時の)ブラキシズムに分けられます。
食いしばりとは、上下の歯を強く噛み合わせる癖を指します。無意識に行われることが多く、歯や顎の関節に負担をかけるため、早めに対処する必要があります。
歯ぎしりや食いしばりが、お困りの点と関連する方としない方がいらっしゃいますが、全体としては歯ぎしり・食いしばりに自覚のない方がほとんどです。
そのため、歯科医師・衛生士からそれらをお伝えしても疑心暗鬼になる方や、中々受け入れられない方もいらっしゃいます。
歯ぎしり・食いしばりの症状
歯ぎしり・食いしばりの症状は様々で、一例として次のようなものがあります。
- ●歯がしみる(知覚過敏)
- ●歯や歯茎の痛み
- ●頬の筋肉が堅く膨らむ
- ●お口の中に骨のデコボコ(骨隆起)ができる
- ●歯が割れやすい
- ●頭痛や肩こり、腕のしびれなどの全身の症状
- ●歯がすり減る
- ●周囲の骨が溶け、歯が揺れ始める(歯周病)
- ●歯の被せた冠(歯を損傷した部分に被せる人工の歯)の脱離や破損
- ●顎関節症
- ●舌や頬に噛み跡がつく
改善方法
歯ぎしり・食いしばりを改善する方法としては、日中の噛み締めを意識して顎の力を抜いていただくか、ストレッチや散歩などの適度な運動をしてリラックスしていただくことが効果的です。
しかし、すでに顎の痛みや歯へのダメージが出ている場合は、早急に対処していく必要があります。
歯ぎしり・食いしばりの原因は患者様によって異なりますが、当院では、噛み合わせの調整とマウスピースの作製をお薦めさせていただいております。
マウスピースは、基本的に就寝中につけていただく物ですが、デスクワークや家事の時にも食いしばりのご自覚がある場合は日中でも使用はできます。
ただ、お食事や会話が困難になるので、使用のタイミングは症状や生活スタイルと相談の上で決めていく流れになります。
ご自身の歯や顎を守ることは勿論のこと、被せ物、詰め物、インプラントなど、治療後の健康な状態を長期間維持するためにも是非つけていただきたいと思っております。
京橋銀座みらい歯科では、歯ぎしりに対するマウスピース治療を受ける方が増えています。気になる症状がございましたら、ぜひ１度、京橋 銀座みらい歯科にご来院ください。
こちらもご参照ください。