歯科の国際化と各国の歯科治療のご紹介 Introduction of the dental treatment in each country, especially in Japan|京橋・銀座の歯医者 京橋 銀座みらい歯科|京橋駅直結

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歯科の国際化と各国の歯科治療のご紹介 Introduction of the dental treatment in each country, especially in Japan

歯科の国際化と各国の歯科治療のご紹介 Introduction of the dental treatment in each country, especially in Japan

2024/12/11 ブログ

こんにちは。京橋銀座みらい歯科です。

12月に入り、いよいよ年末ですね。都内のイルミネーションがどこも素敵ですが、東京スクエアガーデン内のクリスマスツリーもとても可愛いです。ご来院の際は是非ご覧ください。

巷ではよく『病院と美容院は年末に混む』と言われますが、実は歯科医院も例外ではありません。お正月を憂いなくお過ごしになりたい方が多いため、11月後半~12月に予約が殺到する傾向にあります。

歯に違和感がある、痛みが気になる方はどうぞお早めにご予約くださいね。

さて、今回は各国と日本の歯科治療について興味深い事柄をいくつかご紹介したいと思います。

 先進国の歯科治療 自己負担金の平均

まずは、主な先進国の歯科治療における自己負担金を比較してみます。

下の表をご覧ください。2002年のデータのため、少し古いものになりますが、各国の歯科治療の治療費の平均を示しています。

京橋 銀座みらい歯科|ドクターブログ|歯科の国際化と各国の歯科治療のご紹介 Introduction of the dental treatment in each country, especially in Japan|先進国の歯科の治療費用

*再合着=取れたものをそのままもう一度つけること
*陶材冠=所謂 セラミッククラウン
※)参照元 下記

表から読み取ると、日本で【レントゲンを撮って、定期検診と歯石の除去】を頼んだ場合、初診料を入れても自己負担5000円以内に収まることがほとんどですが、アメリカで同じクオリティの治療をお願いした場合、2万5千円以上かかるということですね。

日本は世界的にも珍しい皆保険制度を導入しており、毎月の保険料を納めてさえいれば、比較的安価な自己負担だけで高度な医療にアクセスすることができます。

にも関わらず「日本の歯科医療は他の先進国よりも遅れている」と言われることがあります。

これは何故でしょうか。国際学会でもよく議題に登るこの話題、主な理由はこの2つであると言われています。

①未だに銀歯を使っている

日本の保険診療の使用金属は【金銀パラジウム合金】です。その名のとおり金12%、銀40~50%、パラジウム20%が含まれており、これらの他に亜鉛、インジウム、イリジウム等が含まれています。この内、パラジウムが生体に害を及ぼす恐れがあるため、上記の表で空欄があるように、いくつかの国では使用が禁止されています。

そもそもこれらの材料が保険診療の材料として制定されたのは戦後間もない1956年で、当時の貧しい日本の国力に準じた安価な金属として暫定的に決められました。当初は国力の回復後により安全性の高い質の良い金属に改定する予定でしたが、見直しされないまま60年以上が経過してしまいました。

保険の指定材料に関しては、日本の歯科の進歩の遅れというよりは、国の認識の中にその問題があると言った方が適切かもしれません。

②予防歯科への取り組みへの意識が低い

歯科の世界的先進国といえば、北欧、特にスウェーデンです。虫歯の有病率は成人の平均は日本の半分以下で、世界で最も虫歯や歯周病の少ない国と言われています。

これは決して生来の歯の人種的な差異によるものではなく、政府の政策の賜物といえます。

1970年代より、スウェーデン政府は国民の口腔衛生に関する様々な試みを実施してきました。結果として、現在ではスウェーデンの国民の内、子供は100%、成人でも80~90%は歯科医院で定期的なメンテナンスを受けている、と報告されています。

対する日本の1年間の歯科受診の割合は58%です。これは定期検診とメンテナンスに限らない割合ですので、定期的に歯科を受診している人の割合はかなり低くなります。

国際的にも良心的な価格で、ぜひ定期検診をご検討ください。

京橋 銀座みらい歯科|ドクターブログ|歯科の国際化と各国の歯科治療のご紹介 Introduction of the dental treatment in each country, especially in Japan|画像2

虫歯は感染症であり、早期発見、早期治療が大切です。既にお話したように、日本の歯科医療の価格は他国と比べて大変良心的です。

一年に一度の健康診断とともに、是非歯科検診も御受診ください。

京橋銀座みらい歯科では、日本語をお話になる患者様は勿論、海外からお越しの方も受け入れています。

英語、中国語会話が可能なドクターも在籍しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
※お電話での対応は行っていないため、ご質問などはお問い合わせフォームからお願いいたします。

<お問い合わせフォーム>
https://www.miraishika-ginzain.tokyo/contact/

定期検診を受診して、憂いなく年末年始をお過ごしくださいませ。

For Foreign Visitors (海外からお越しの方へ)

We have doctors who can speak English or Chinese. If you have troubles in your mouth, please contact us.

(All treatments for foreigners will NOT be covered with health insurance. For example, a ceramic crown will cost 55000yen ~.)

※)参照元

首相官邸HPより移動 国立国会図書館

社会保障国民会議 サービス保障(医療・介護・福祉)分科会(第6回)平成20年7月31日(木)配布資料より抜粋

https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11400048/www.roushikyo.or.jp/contents/administration/other/shingikai/detail/13

こちらもご参照ください。

虫歯・歯周病にならないために〜予防・メインテナンス〜|京橋 銀座みらい歯科
虫歯の原因とそのリスクについて|ブログ|京橋 銀座みらい歯科

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