セカンドオピニオンも受け付けております
「現在治療を受けている医院の説明がわかりにくい」「歯を抜くしかないといわれてしまった」「インプラント治療はできないと診断された」など、他院での診断にお悩みの方のご相談に対応します。
2024/09/02 症例
治療内容
全顎的な咬耗歯の修復
期間
1.5年
治療回数
およそ月3回、約18ヶ月
費用（施術当時の料金）
ジルコニアセラミック 132,000円×21本 2,772,000円
治療前の状態・主訴
患者様は、全体的な咬耗により下の歯が見えなくなり、審美的な改善を希望されていました。また、補綴する歯は最小数でまた神経はなるべく取らずに済むようにしたいとのご希望がありました。
治療詳細
・仮歯①
歯の形成を行い、仮歯を仮着しました。
長年の歯軋りにより歯が削れてしまい、噛み合わせの高さが下がってしまったので、噛み合わせの高さを上げました。また、顎関節の症状が出ないように何度も噛み合わせの調整を行い最適な噛み合わせに整えていきました。
・仮歯②
咬合の高さが安定し、顎関節、神経の症状が出ないことを確認しました。最終補綴物前の仮歯を作成し、機能、審美的に問題が無いことを確認した後に、最終補綴物を作成していきました。
・ジルコニアステイン
治療後の様子
処置直後も特に痛みなどはなく、咬合も安定し、状態も安定しています。色調にもご満足いただけました。
歯軋り食いしばりの力がかなり強いことが予想されたので、マウスピースを作成し突発的な力をコントロールしています。
主な副作用・リスク
・仮歯にて確認を行なっているが神経の症状が後々出てくる場合があります。
・自由診療での治療となリます。
・定期的な咬合の検査、調整が必要となります。
噛み合わせを再構築する治療も丁寧に対応します
今回の症例では、長年の歯軋り、食いしばりにより歯が削れてしまい、咬合のバランスが崩れ、噛み合わせの高さが下がってしまいました。噛み合わせを再構築し審美的にも機能的にも整った治療をするのは難しく、また仮歯で過ごしていただく時間も長くなってしまいました。
仮歯を何度も調整し最終的に患者様に納得いただける形態、噛み合わせに近づけるようにしました。前歯部の被せ物はジルコニアとセラミックスを用いた被せ物で行うことが多いのですが、今回は歯軋り、食いしばりの力が強いことが予想されたため審美的、強度に優れるジルコニアステインにて作成しました。色調、形態に関しては、提携ラボの技工士さんと患者様と３人で話し合い、患者様がご希望するイメージになるべく近づけるようにしました。
今回のように歯軋り、食いしばり等によって咬合を再構築した場合は定期的な咬合の確認や調整、マウスピースによる力のコントロールや歯牙の保護が必要になります。メンテナンス時にしっかりと確認を行い、患者様と我々歯科医師が一体となり、お口の良好な状態を保ってゆく必要があります。
京橋 銀座みらい歯科では様々なケースご対応できるよう患者様への選択肢の提示を行っております。メリット、デメリットをしっかりとご説明し、ご理解を頂いてから治療を行っております。お気軽にご相談ください。
京橋 銀座みらい歯科 歯科医師 有輪
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